2010年5月のQ&A
2010.05.24
小学2年の娘は性器を触る癖があり、学校の先生にも注意され本当に困っています......。
小学校2年生の娘が自慰行為をして、いくら注意してもやめません。幼稚園年中のころ痒みを訴えて掻いていたのがきっかけなのかもしれませんが、最近は授業中もずっと触っているそうで、先生にも繰り返し注意されているそうです。女の子ですし、今後のこともあるので「人前では我慢しなさい! どうしても我慢できなかったらトイレに行きなさい!」と言っているのですが「わかった」と言うのに、約束した次の日に「授業中に触ったけど、でも誰にも見られてないと思う」などと報告してきます。何度言ってもやめない娘に怒りが止まらず、口答えをされると手も上げてしまいます。これではいけないと思い、何度も優しく言い聞かせたり抱きしめたりしましたが変わりません。娘は「叱られている最中や暇になると性器のことばかり考えてしまう。考えたくないのに」と泣いて訴えます。何をどうしてあげればよいのか分かりません。私自身が精神科などにかかったほうがいいのかと悩んでいます。(のぞみちゃんママ 40歳 岐阜県)
前回とは違う方ですが、問題が似ているので一緒に考えてみたいと思います。
まず、前回同様、こちらの方もお嬢さんが性器を触ることに悩んでおられるのですが、前回の方がまだ触り始めであるのに対し、こちらの方は「すでに習慣化」しておられます。病気も教育も"早期発見・早期対応"が効果的であるのは言うまでもありませんが、問題を発見したときにすぐ指導することが大事です。これは、今回のような課題に限らず、いじめも不登校も学力不振も社会性の問題も、何にでもあてはまる原理原則だと取材を通じて痛感しています。
さて、のぞみちゃんママは問題を二つに分けることが必要です。一つめは「のぞみちゃんが人前でもずっと性器を触ってしまって止まらない」こと、二つめはママ自身が「子どもに手を上げてしまう」ことです。
一つめの課題については、前回の回答同様、まずは「しょっちゅう触ることは病気につながるので、本人のためによくない」と事実を踏まえて説明しましょう。「触ってはダメ」と怒ったり手を上げても、触ることがすでに習慣化してしまっているのであれば効果はないと私は考えます。それよりも、触ることは感染症につながること、感染症になると最悪、子どもができなくなったり、重大な病気になったりすることもあることなど、医学的な事実を踏まえて本人自身にリスクがあることを説明します。それから、ところかまわず触っていると誰が見ているかわからないので事件に巻き込まれる可能性がないとはいえず、これまた本人の命にかかわるリスクがあることを教えてください。と同時に、触りたくなったらどうするか本人自身に決めさせ、どうすればそれが実行できるか一緒に考えてあげてください。
二つめの課題は、ママ自身の怒りのコントロールをどうするかということ。のぞみちゃんと話しているときはカーッとしやすくなることを自覚し、その瞬間がどういうときか体の変化を意識してみてください。その変化に気がつけるようになったら、ストレス回避のために自分ができること(アロマなどの匂いをかぐなど)を探してみて。それまでは、手を上げそうになった瞬間、ひとまずその場から離れるようにしてみるといいでしょう。
まず、前回同様、こちらの方もお嬢さんが性器を触ることに悩んでおられるのですが、前回の方がまだ触り始めであるのに対し、こちらの方は「すでに習慣化」しておられます。病気も教育も"早期発見・早期対応"が効果的であるのは言うまでもありませんが、問題を発見したときにすぐ指導することが大事です。これは、今回のような課題に限らず、いじめも不登校も学力不振も社会性の問題も、何にでもあてはまる原理原則だと取材を通じて痛感しています。
さて、のぞみちゃんママは問題を二つに分けることが必要です。一つめは「のぞみちゃんが人前でもずっと性器を触ってしまって止まらない」こと、二つめはママ自身が「子どもに手を上げてしまう」ことです。
一つめの課題については、前回の回答同様、まずは「しょっちゅう触ることは病気につながるので、本人のためによくない」と事実を踏まえて説明しましょう。「触ってはダメ」と怒ったり手を上げても、触ることがすでに習慣化してしまっているのであれば効果はないと私は考えます。それよりも、触ることは感染症につながること、感染症になると最悪、子どもができなくなったり、重大な病気になったりすることもあることなど、医学的な事実を踏まえて本人自身にリスクがあることを説明します。それから、ところかまわず触っていると誰が見ているかわからないので事件に巻き込まれる可能性がないとはいえず、これまた本人の命にかかわるリスクがあることを教えてください。と同時に、触りたくなったらどうするか本人自身に決めさせ、どうすればそれが実行できるか一緒に考えてあげてください。
二つめの課題は、ママ自身の怒りのコントロールをどうするかということ。のぞみちゃんと話しているときはカーッとしやすくなることを自覚し、その瞬間がどういうときか体の変化を意識してみてください。その変化に気がつけるようになったら、ストレス回避のために自分ができること(アロマなどの匂いをかぐなど)を探してみて。それまでは、手を上げそうになった瞬間、ひとまずその場から離れるようにしてみるといいでしょう。
2010.05.14
癖になったら困るので、性器を触る娘に注意をしたいのですが、何て言ったら?
ここ数日、幼稚園年長の娘は気がつくと性器を触っています。女の子はそういうことをしてはいけない、と言っているのですが、なかなかやめません。このまま触り続けて、癖になったらどうしようと心配しています。どうしたらいいのでしょうか? (アスカちゃんママ 31歳 神奈川県)
とても大事なご相談です。ありがとうございます。我が国では性教育はなかなかデリケートな問題になっていて、効果的な指導方法が確立しているわけではありません。性教育というとセックスの方法や避妊について教える教育だととらえている現場も少なくなく、一方で、教育現場や保護者の間ではいまだに「寝た子を起こすな」的な主張が根強いところも多く、子どもたち自身にとって実質的に意味のある教育がおこなわれているかどうか......。
さて、ご相談の件です。こういうときに、「触ってはダメ」「女の子はそういうことをするものではない」だけでは不十分。とてもいい機会ですから、まずはセックスの教育ではなく性器の教育を。人間にはプライベートゾーンがあり、性器はその一つ。性器の役割にはじまり、性器は人に見せたり人前で触ったりする部位ではないこと、性器を汚れた手で触ると感染症になったり尿道炎を起こしたりするなど病気になることも教えましょう。
そういった正しい情報とともに、「性器を触りたくなったらどうするか」代替行為を決めるといいでしょう。そうしたくなったら、その場でジャンプするなど代わりになりそうな望ましい行為をお子さんと相談して決めてください。タバコを吸いたくなったら禁煙パイポをくわえる、というようなことと同じです。




